こんにちは。株式会社 室内装飾おとこざわのスタッフです。宮城県・仙台市を中心に、これまで数多くの飲食店の内装工事を手がけてきました。その経験から、今日は飲食店の床材選びについてお話ししたいと思うんです。
飲食店を開業される方や改装を検討されている方から、「床材は何がいいですか?」という質問を本当によくいただきます。そうなんです。床材選びって、実は飲食店の運営コストや清掃の手間に直結する重要なポイントなんですよね。
私たちが自信を持っておすすめしているのが「塩ビタイル」です。なぜ塩ビタイルなのか、その理由を現場の経験を交えながら詳しくご説明していきますね。
飲食店の床に求められる条件とは
飲食店の床材を選ぶ際、一般の住宅とは全く異なる条件を考慮する必要があるんです。これまで仙台市内で多くの飲食店施工を担当してきましたが、特に重要だと感じているポイントがいくつかあります。
まず、何といっても水や油に強いこと。これは絶対条件ですよね。厨房からホールまで、飲食店の床は常に水分にさらされています。調理中の水はね、グラスをこぼした時の水分、清掃時の大量の水など、想像以上に過酷な環境なんです。
次に清掃のしやすさです。毎日の営業後、短時間で効率的に清掃できることが求められます。汚れが染み込んだり、目地に汚れが溜まりやすい床材だと、衛生管理が大変になってしまうんですよね。
そして耐久性も重要です。スタッフが一日中歩き回り、時には重い食材や備品を運ぶこともあります。さらに椅子やテーブルの移動で傷がつきやすい環境でもあるんです。だからこそ、長期間美観を保てる床材を選ぶことが、結果的にコスト削減につながると思うんです。
塩ビタイルが飲食店に最適な理由
優れた耐水性能
塩ビタイルの最大の特徴は、その卓越した耐水性です。素材そのものが水を吸収しないため、水をこぼしても床材内部に浸透する心配がありません。これは本当に大きなメリットなんですよね。
以前、仙台市内の居酒屋さんのリフォームを担当した際、既存の床材は木質系フローリングでした。水が染み込んで部分的に腐食し、悪臭の原因にもなっていたんです。塩ビタイルに張り替えてからは、そういった問題が全くなくなったと喜んでいただけました。
厨房エリアでは特にこの耐水性が活きてきます。調理中の水はねや油の飛散、清掃時の大量の水使用にも対応できるんです。表面がコーティングされているものなら、油汚れも簡単に拭き取れます。
清掃性の高さ
飲食店を経営されている方なら、毎日の清掃がどれだけ大変か、よくご存じだと思います。塩ビタイルは表面が平滑で継ぎ目が少ないため、汚れが付着しにくく、拭き掃除が本当に楽なんですよね。
通常のモップがけや水拭きで、ほとんどの汚れが除去できます。頑固な油汚れも、専用のクリーナーを使えば簡単に落とせるんです。これは毎日のことですから、作業時間の短縮は人件費の削減にも直結します。
また、塩ビタイルは継ぎ目を最小限にする施工が可能なため、目地に汚れが溜まりにくいのも特徴です。特に接着剤で直接床に貼る工法では、ほぼシームレスな仕上がりになるので、清掃性がさらに向上するんですよね。
コストパフォーマンス
初期費用だけを見ると、他の床材と比較して決して安くはありません。しかし、ランニングコストを含めたトータルコストで考えると、塩ビタイルは非常に経済的だと思うんです。
耐久性が高いため、適切にメンテナンスすれば10年以上使用できます。清掃が簡単なので、日々の維持管理コストも抑えられますよね。さらに、部分的に傷んだ場合も、その部分だけを交換できるのも大きなメリットです。
仙台市内で施工させていただいたカフェオーナーさんからは、「以前の床材は3年で全面張り替えが必要だったけど、塩ビタイルにしてからは7年経っても問題なく使えています」というお声をいただきました。こういった実例を聞くと、私たちも提案して良かったと実感します。
デザインの多様性
機能性だけでなく、見た目も重要ですよね。塩ビタイルは、木目調、石目調、タイル調など、デザインバリエーションが豊富なんです。店舗のコンセプトに合わせて、理想的な雰囲気を作り出せます。
最近では、本物の木材やタイルと見分けがつかないほど精巧なデザインも増えています。高級感を出したい場合は大理石調、カジュアルな雰囲気なら明るい木目調といった具合に、自由に選べるのが魅力なんですよね。
石巻市内のレストランでは、ダークブラウンの木目調塩ビタイルを採用しました。温かみのある空間になり、お客様からの評判も上々だったそうです。機能性とデザイン性を両立できる点も、塩ビタイルの大きな強みだと思います。
塩ビタイルの種類と選び方
塩ビタイルにもいくつかの種類があるので、用途に応じて選ぶことが大切なんです。ここでは主な種類とその特徴について説明しますね。
コンポジションビニル床タイル(通称:Pタイル)
最も一般的なタイプで、厚さ2mm程度の硬質な床材です。価格が比較的安価で、耐久性に優れているため、業務用として広く使われています。表面が硬いので、重い什器を置いても凹みにくいのが特徴ですね。
ただし、デザイン性はやや限定的で、どちらかというと機能重視の床材です。厨房やバックヤードなど、見た目よりも実用性を重視するエリアに適していると思います。
塩ビタイル(通称:フロアタイル)
厚さ2〜3mm程度で、Pタイルよりも柔軟性があります。デザインバリエーションが豊富で、木目調や石目調など、リアルな質感を表現できるのが魅力なんですよね。
ホールエリアなど、お客様の目に触れる部分にはこちらをおすすめしています。最近の製品は本当に精巧で、一見すると本物の木材やタイルと見分けがつかないほどです。
高機能塩ビタイル
抗菌・防カビ機能、帯電防止機能、防滑機能など、特殊な機能を持たせた製品もあります。飲食店では特に、防滑性の高いタイプが人気なんです。水や油で滑りやすくなる厨房やホールでは、安全性を高めるために防滑タイプを選ぶことをおすすめしています。
価格は通常のものより高めですが、スタッフの安全を考えると、投資する価値は十分にあると思うんですよね。
エリア別の選び方
飲食店では、エリアごとに求められる性能が異なります。厨房には耐水性と清掃性を最優先に、防滑性の高いPタイルや高機能塩ビタイルが適しています。油の飛散が多い場合は、油に強いコーティングが施されたものを選ぶといいですね。
ホールエリアは、耐久性と美観のバランスが重要です。お客様が快適に過ごせるよう、デザイン性の高いフロアタイルをおすすめします。ただし、通路部分は人の往来が多いので、耐摩耗性の高い製品を選んでください。
バックヤードや事務所スペースは、実用性重視でコストを抑えたPタイルでも十分だと思います。目立たない場所ですから、機能性を優先して選ぶのが賢明ですよね。
施工のポイントと注意点
塩ビタイルの性能を最大限に引き出すには、適切な施工が不可欠です。ここでは、施工時の重要なポイントをいくつかご紹介します。
下地処理の重要性
塩ビタイルの施工で最も重要なのが下地処理なんです。下地の平滑性や強度が不十分だと、タイルの接着不良や段差、ひび割れの原因になってしまいます。
既存の床を撤去した後、コンクリート下地をしっかりと清掃し、凹凸がある場合はセルフレベリング材で平滑にします。この工程を丁寧に行うことで、仕上がりの美しさと耐久性が大きく変わってくるんですよね。
湿度管理も大切です。下地に水分が残っていると、接着剤の性能が十分に発揮されません。特に新築や雨天時の施工では、下地の乾燥状態を必ず確認するようにしています。
接着剤の選定
塩ビタイルの施工には、専用の接着剤を使用します。一般的にはウレタン系やアクリル系の接着剤が使われますが、施工環境や使用目的に応じて適切なものを選ぶ必要があるんです。
厨房など水や油が多い場所では、耐水性・耐油性に優れた接着剤を使用します。また、床暖房を設置する場合は、熱に強い専用接着剤が必要になりますね。
接着剤の塗布量も重要なポイントです。多すぎるとはみ出してしまい、少なすぎると接着力が不足します。私たちは長年の経験から、適切な量を見極めて施工していますが、これは技術と経験が必要な部分だと思います。
施工環境の管理
塩ビタイルの施工には、適切な温度と湿度が必要です。一般的に、気温15〜25℃、湿度60%以下が理想的な施工環境とされています。極端に寒い時期や湿度の高い梅雨時期は、施工に注意が必要なんですよね。
宮城県の冬は寒さが厳しいため、暖房設備を使って室温を管理しながら施工することもあります。逆に夏場は湿度管理が重要になってきます。こういった細かい配慮が、施工品質を左右するんです。
養生期間
施工後は、接着剤が完全に硬化するまで養生期間が必要です。通常24〜48時間は人の立ち入りや重量物の設置を避けるべきなんですよね。
開店直前のリフォームでは、この養生期間を確保できるよう、スケジュール調整が重要になります。急いで使用を始めると、タイルのずれや接着不良の原因になってしまいます。余裕を持った工事計画を立てることをおすすめします。
塩ビタイルのメンテナンス方法
適切なメンテナンスを行えば、塩ビタイルは長期間美しい状態を保てます。日常的なお手入れと定期的なメンテナンスについて説明しますね。
日常の清掃
基本的には、柔らかいモップやマイクロファイバークロスでの乾拭きや水拭きで十分です。汚れが気になる場合は、中性洗剤を薄めた水で拭き掃除をしてください。強酸性や強アルカリ性の洗剤は、表面のコーティングを傷める可能性があるので避けるべきですね。
油汚れには、専用の床用クリーナーが効果的です。スプレーして少し置いてから拭き取ると、頑固な油汚れもきれいに落ちます。仙台市内の焼肉店では、この方法で毎日清掃されているそうですが、10年近く経っても床がきれいに保たれているんです。
定期的なワックスがけ
塩ビタイルの美しさを長持ちさせるには、定期的なワックスがけが効果的です。ワックスは表面を保護し、傷や汚れから床材を守ってくれるんですよね。
頻度としては、飲食店なら3〜6ヶ月に一度程度がおすすめです。ただし、使用状況によって調整が必要になります。お客様の多い店舗や厨房エリアは、もう少し頻繁にワックスがけをした方がいいかもしれません。
ワックスをかける前には、古いワックスや汚れをしっかり除去することが大切です。専用の剥離剤を使って古いワックス層を取り除き、きれいに洗浄してから新しいワックスを塗布します。この作業は少し手間がかかりますが、仕上がりが全然違ってくるんです。
傷や汚れへの対処
日常の使用で、どうしても小さな傷や汚れがついてしまうことがあります。軽い傷なら、ワックスがけで目立たなくできることも多いですね。
深い傷や破損がある場合は、その部分だけを交換することも可能です。これが塩ビタイルの大きなメリットで、全面張り替えの必要がないんです。ただし、同じ商品が廃番になっていることもあるので、施工時に予備を何枚か確保しておくことをおすすめしています。
頑固なシミには、メラミンスポンジが効果的です。ただし、研磨作用があるので、強くこすりすぎると表面が傷つく可能性があります。優しく、少しずつ汚れを落としていくのがコツですね。
他の床材との比較
塩ビタイルが飲食店に最適だとお伝えしてきましたが、他の床材も選択肢として考えられます。それぞれの特徴を比較してみましょう。
フローリングとの比較
木質系フローリングは温かみがあり、カフェなどでは人気の床材です。しかし、飲食店での使用には課題が多いんですよね。
最大の問題は耐水性の低さです。水をこぼすと染み込んで腐食したり、反りや膨張の原因になります。また、油汚れが染み込むと取れにくく、衛生面でも不安が残ります。メンテナンスコストも高く、定期的なワックスがけや研磨が必要になるんです。
デザイン性では木質フローリングに魅力がありますが、現在の塩ビタイルは木目調の再現度が非常に高いため、見た目の違いはほとんどありません。機能性と美観を両立できる点で、塩ビタイルに軍配が上がると思います。
タイル・石材との比較
セラミックタイルや天然石も、飲食店で使われる床材です。耐水性や耐久性には優れていますが、いくつかのデメリットがあるんですよね。
まず施工コストが高いこと。材料費も施工費も、塩ビタイルより大幅に高くなります。また、目地の部分に汚れが溜まりやすく、清掃に手間がかかります。硬い素材なので、長時間立ち仕事をするスタッフの足腰への負担も大きいですね。
さらに、万が一グラスやお皿を落とした場合、タイルや石材の床では割れやすいという問題もあります。塩ビタイルなら、ある程度の衝撃を吸収してくれるんです。
高級レストランなど、特別な雰囲気を出したい場合はタイルや石材も選択肢になりますが、一般的な飲食店では塩ビタイルの方が実用的だと思います。
長尺シート(クッションフロア)との比較
長尺シートも塩ビ系の床材で、一枚の大きなシートを敷き詰めるタイプです。継ぎ目が少なく、施工が比較的簡単というメリットがあります。
しかし、厚みが薄いため耐久性では塩ビタイルに劣ります。重い什器を置いた部分に跡が残ったり、椅子の脚で凹んだりすることがあるんですよね。また、部分的な補修が難しく、破損した場合は広範囲の張り替えが必要になります。
住宅のキッチンや洗面所なら長尺シートでも十分ですが、業務用途で長期間使用する飲食店には、やはり塩ビタイルの方が適していると思います。
施工業者の選び方
塩ビタイルの性能を最大限に引き出すには、経験豊富な施工業者に依頼することが重要です。業者選びのポイントをいくつかお伝えしますね。
実績と経験
飲食店の床施工実績が豊富な業者を選ぶことをおすすめします。一般住宅とは求められる条件が異なるため、飲食店特有の課題を理解している業者の方が安心なんですよね。
施工事例を見せてもらったり、過去に手がけた店舗を紹介してもらうのもいいでしょう。実際の仕上がりを見れば、技術レベルがわかります。私たち室内装飾おとこざわでは、宮城県内で数多くの飲食店施工を手がけてきた実績があります。
提案力とコミュニケーション
単に施工するだけでなく、店舗のコンセプトや予算に応じた最適な提案ができる業者が理想的です。床材の種類、色、デザイン、施工方法など、様々な選択肢の中から最適な組み合わせを提案してくれる業者を選びましょう。
また、工事中のコミュニケーションも重要です。進捗状況の報告や、不明点への迅速な対応ができる業者なら、安心して任せられますよね。疑問点があれば遠慮なく質問し、納得できる説明をしてくれる業者を選んでください。
アフターフォロー
施工後のメンテナンス方法の説明や、トラブル時の対応体制も確認しておくべきポイントです。万が一、施工不良や材料の不具合があった場合に、迅速に対応してくれる業者を選びましょう。
保証期間や保証内容も重要です。一般的には1〜2年程度の保証がついていますが、内容は業者によって異なります。契約前に必ず確認してくださいね。
見積もりの透明性
複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。ただし、単純に金額だけで判断するのは危険です。材料費、施工費、下地処理費用、諸経費など、内訳が明確に記載されているかを確認しましょう。
極端に安い見積もりには注意が必要です。下地処理を省略したり、安価な材料を使用したりして、後々トラブルになるケースもあるんですよね。適正価格で、しっかりとした施工をしてくれる業者を選ぶことが大切です。
塩ビタイルの価格相場
飲食店の床材として塩ビタイルを選ぶ際、気になるのが価格ですよね。ここでは、材料費と施工費の相場についてご説明します。
材料費の相場
塩ビタイルの材料費は、製品のグレードやデザインによって大きく異なります。一般的なPタイルなら、1平方メートルあたり2,000〜4,000円程度です。デザイン性の高いフロアタイルになると、1平方メートルあたり4,000〜8,000円程度が相場になります。
高機能タイプ(防滑性、抗菌性など)は、さらに価格が上がり、1平方メートルあたり6,000〜10,000円程度になることもあります。ただし、機能性を考えれば、それだけの価値はあると思うんですよね。
施工費の相場
施工費は、下地の状態や施工面積、工事の難易度によって変わってきます。一般的には、1平方メートルあたり3,000〜6,000円程度が相場です。
既存の床材を撤去する必要がある場合は、撤去費用と廃材処理費用が別途かかります。これが1平方メートルあたり1,000〜2,000円程度です。下地補修が必要な場合は、さらに追加費用が発生することもあります。
宮城県・仙台市エリアでは、だいたいこのような価格帯が一般的ですが、店舗の広さや状態によって変動します。30平方メートル程度の小規模店舗なら、材料費と施工費を合わせて30〜50万円程度が目安になりますね。
トータルコストでの考え方
初期費用だけでなく、ランニングコストも含めて考えることが重要です。塩ビタイルは初期費用がやや高めでも、耐久性が高く、メンテナンスコストが低いため、長期的には経済的なんですよね。
例えば、安価なクッションフロアを選んだ場合、5年程度で張り替えが必要になることがあります。一方、塩ビタイルなら10年以上使用できるため、結果的にはコストパフォーマンスが高いんです。
また、清掃の手間が少ないことで、人件費の削減にもつながります。毎日の清掃時間が10分短縮できれば、年間で考えるとかなりの金額になりますよね。こういったトータルでの視点が、賢い床材選びには必要だと思います。
施工事例から学ぶポイント
これまで手がけてきた飲食店の施工事例から、いくつかのポイントをご紹介します。実際の経験に基づくお話なので、参考になれば嬉しいです。
石巻市の和食レストラン
木目調の塩ビタイルを採用した事例です。オーナー様からは、「和の雰囲気を大切にしたいけど、本物の木材だとメンテナンスが心配」というご相談をいただきました。
そこで、ダークブラウンの木目調フロアタイルを提案したんです。天然木のような質感と温かみがありながら、水や油に強く、お手入れも簡単。開店から3年経った今も、美しい状態を保っているそうです。定期的にワックスがけをしていただいているおかげもあるんですよね。
仙台市のイタリアンレストラン
こちらは石目調の塩ビタイルを使用した事例です。明るいグレーの大理石風デザインで、洗練された雰囲気を演出しました。
厨房は防滑性の高いPタイルを使用し、ホールとは素材を変えることで、機能性とデザイン性を両立させたんです。オーナー様からは、「お客様から床がおしゃれと褒められます」と嬉しいお言葉をいただきました。
このように、エリアによって床材を使い分けることで、それぞれの目的に最適な空間を作ることができるんですよね。
居酒屋チェーン店の改装
複数店舗を展開されているお客様から、全店舗の床を塩ビタイルに統一したいというご依頼をいただきました。
各店舗の状態が異なるため、下地処理の方法や施工スケジュールを店舗ごとに調整しながら進めたんです。営業を続けながらの工事だったので、閉店後の深夜から早朝にかけての施工になりましたが、お客様の営業に支障が出ないよう配慮しました。
現在、全店舗で同じ床材を使用することで、清掃方法やメンテナンスが統一でき、管理が楽になったと喜んでいただいています。こういった複数店舗での統一感も、チェーン店では重要なポイントですよね。
宮城県・仙台市での施工なら室内装飾おとこざわへ
宮城県・仙台市エリアで飲食店の床工事をお考えなら、ぜひ私たち株式会社 室内装飾おとこざわにご相談ください。長年の経験と実績で、お客様の理想を形にするお手伝いをさせていただきます。
地域密着だからできること
宮城県石巻市に拠点を置く私たちは、地域の気候や環境を熟知しています。宮城の冬の寒さや、梅雨時期の湿度など、地域特有の条件を考慮した施工が可能なんですよね。
また、地域密着だからこそ、アフターフォローも迅速に対応できます。何かトラブルがあった際も、すぐに駆けつけることができるんです。これは地域のお客様に安心していただける大きなポイントだと思います。
豊富な経験と確かな技術
内装工事・リフォーム・店舗工事の専門業者として、数多くの飲食店の施工実績があります。居酒屋、カフェ、レストラン、焼肉店など、様々な業態の施工経験から、それぞれに最適な提案ができるんですよね。
床材の選定から施工、アフターメンテナンスまで、トータルでサポートさせていただきます。お客様の予算やスケジュール、店舗のコンセプトに合わせた柔軟な対応が可能です。
まずは相談から
「塩ビタイルが気になるけど、自分の店に合うかわからない」「予算内でできるか不安」など、どんな疑問や不安もお気軽にご相談ください。
お電話(0225-76-1221)でのお問い合わせはもちろん、ウェブサイト(https://otokozawa.com/)からもご相談いただけます。まずはお気軽にお声がけくださいね。
いかがでしたか?飲食店の床材として塩ビタイルが最適な理由、ご理解いただけましたでしょうか。長年の経験から自信を持っておすすめできる床材なので、ぜひ検討してみてください。
よくある質問(FAQ)
Q1: 塩ビタイルの耐用年数はどのくらいですか?
塩ビタイルの耐用年数は、適切にメンテナンスすれば10〜15年程度です。飲食店のように使用頻度が高い環境でも、定期的なワックスがけと日常の清掃をしっかり行えば、長期間美しい状態を保てるんですよね。実際に当社で施工させていただいた店舗では、10年以上経過しても問題なく使用されているケースが多いです。
Q2: 既存の床の上から塩ビタイルを施工できますか?
既存の床の状態によります。下地が平滑で強度があれば、その上から施工することも可能です。ただし、下地に凹凸や損傷がある場合は、補修や撤去が必要になることもあります。まずは現地調査で状態を確認させていただき、最適な方法を提案させていただきます。費用を抑えたい場合でも、下地処理を省略すると後々問題が出やすいので、適切な処理をおすすめしているんです。
Q3: 塩ビタイルは滑りやすくないですか?
一般的な塩ビタイルは、表面にエンボス加工が施されており、適度な防滑性があります。さらに心配な場合は、防滑性を高めた専用の塩ビタイルもあるんですよね。水や油で床が濡れやすい厨房エリアには、防滑タイプの使用をおすすめしています。スタッフの安全を考えると、多少コストをかけてでも防滑性の高いものを選ぶ価値はあると思います。
Q4: 塩ビタイルの施工期間はどのくらいかかりますか?
施工面積や下地の状態によりますが、30平方メートル程度の店舗なら、既存床の撤去から仕上げまで3〜5日程度が目安です。下地の乾燥時間や接着剤の養生期間を考慮する必要があるため、施工後すぐに使用できるわけではありません。開店予定日に間に合うよう、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。営業しながらの工事も可能ですが、その場合は深夜作業になることもあるんですよね。
Q5: 塩ビタイルとクッションフロアの違いは何ですか?
塩ビタイルは硬質で厚みがあり(2〜3mm)、タイル状になっているため、耐久性が高く、重い什器にも強いんです。一方、クッションフロアは柔軟性があり、一枚のシート状になっているため、施工は簡単ですが、耐久性ではやや劣ります。飲食店のような業務用途では、長期的な使用を考えると塩ビタイルの方が適していると思うんですよね。
Q6: 塩ビタイルのお手入れは難しいですか?
いいえ、むしろお手入れは簡単です。日常的には、乾いたモップや水拭きで十分なんです。油汚れがある場合は、中性洗剤を薄めた水で拭き取ってください。3〜6ヶ月に一度ワックスがけをすると、より美しい状態を保てます。特別な技術は必要なく、通常の清掃方法で十分にきれいになるのが塩ビタイルの良いところですね。
Q7: 部分的に破損した場合、全面張り替えが必要ですか?
いいえ、塩ビタイルの大きなメリットは、部分的な補修ができることです。破損した部分だけを交換できるので、全面張り替えの必要はありません。ただし、同じ商品が廃番になっている可能性もあるため、施工時に予備を何枚か保管しておくことをおすすめしています。部分補修で済むため、修理コストも抑えられるんですよね。
Q8: 塩ビタイルは環境に優しいですか?
最近の塩ビタイルは、環境配慮型の製品も増えています。リサイクル材を使用した製品や、有害物質を含まない接着剤を使用できる製品もあるんです。また、耐久性が高く長期間使用できることも、結果的に環境負荷の低減につながります。環境面が気になる場合は、エコマーク認定製品など、環境配慮型の製品を選ぶこともできますよ。
Q9: 冬場の冷たさが心配ですが、対策はありますか?
塩ビタイルは他の硬質床材に比べると冷たさは控えめですが、冬場は多少冷たく感じることがあります。対策としては、床暖房の導入が効果的です。床暖房対応の塩ビタイルを選べば、快適な温度を保てるんですよね。または、厚手のスリッパを使用するなど、工夫次第で冷たさは軽減できます。お客様が素足で歩くような店舗では、床暖房の検討をおすすめしています。
Q10: 塩ビタイルの色や柄が店のイメージに合うか心配です。
塩ビタイルはデザインバリエーションが非常に豊富なので、きっとお店のイメージに合うものが見つかると思います。木目調、石目調、タイル調など、様々なデザインがあり、色も豊富です。実際のサンプルを見ていただきながら、店舗のコンセプトに合わせて選んでいただけます。私たちも、これまでの経験から最適なデザインをご提案させていただきますので、遠慮なくご相談くださいね。





