こんにちは。株式会社 室内装飾おとこざわのスタッフの佐藤です。今回は、防犯対策として注目されている後付けシャッターについて、選び方や施工のメリットをご紹介します。仙台市にお住まいの皆さまにも参考にしていただける内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。
後付けシャッターとは?防犯対策としての効果
後付けシャッターは、既存の窓やドアに後から取り付けることができる防犯設備です。防犯対策として非常に効果的で、多くの方に注目されています。
後付けシャッターの基本的な特徴
後付けシャッターは、窓やドアの外側に設置され、強固な素材で作られています。主に以下のような特徴があります。
- 耐久性が高く、破壊されにくい
- 開閉が簡単で、使いやすい
- デザイン性に優れ、家の外観を損なわない
これらの特徴により、防犯効果を高めながらも、日常生活の快適さを損なうことがありません。
防犯対策としての効果
後付けシャッターは、防犯対策として非常に効果的です。その理由をいくつかご紹介します。
- 物理的な障壁:シャッターは強固な素材で作られているため、侵入者が簡単に破壊することができません。
- 視覚的な抑止力:シャッターが設置されていることで、侵入者に「この家は防犯対策がしっかりしている」というメッセージを送ることができます。
- 騒音の発生:シャッターを無理に開けようとすると大きな音が出るため、侵入者の行動を抑制します。
仙台市でも空き巣や侵入窃盗の被害が報告されていますが、後付けシャッターを設置することで、そのリスクを大幅に軽減することができるのです。
後付けシャッターの種類と特徴
後付けシャッターには様々な種類があり、それぞれに特徴があります。ここでは、主な種類とその特徴をご紹介します。
手動シャッター
手動シャッターは、文字通り手で開閉するタイプのシャッターです。
特徴:
- 比較的安価
- 電源不要で停電時も使用可能
- メンテナンスが簡単
ただし、大きな窓や高い位置にある窓では操作が難しくなる場合があります。
電動シャッター
電動シャッターは、モーターで開閉するタイプのシャッターです。
特徴:
- 操作が簡単で便利
- リモコン操作が可能
- 複数の窓を一括で操作できる場合も
ただし、初期費用が手動タイプより高くなる傾向があります。また、停電時の対応を考慮する必要があります。
防火シャッター
防火シャッターは、火災時の延焼を防ぐ機能を持つシャッターです。
特徴:
- 高い耐火性能
- 法規制のある地域で必要とされる場合がある
- 防犯効果と防火効果を兼ね備える
ただし、通常のシャッターよりも重量が重くなる傾向があります。
仙台市のような都市部では、防火地域や準防火地域に指定されている場所もあるため、防火シャッターの設置が必要となる場合があります。お住まいの地域の規制を確認することをおすすめします。
後付けシャッターの選び方
後付けシャッターを選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえることが大切です。ここでは、シャッター選びのポイントをご紹介します。
設置場所と目的に合わせた選択
まず、シャッターを設置する場所と目的を明確にしましょう。
- 1階の窓:侵入防止が主な目的であれば、強度の高いタイプを選びます。
- ベランダのドア:使用頻度が高いため、操作性の良いタイプが適しています。
- 2階以上の窓:落下防止や防災の観点から選択します。
仙台市の場合、夏は蒸し暑く冬は寒いという特徴があります。そのため、断熱効果のあるシャッターを選ぶことで、エネルギー効率の向上にもつながります。
耐久性と強度の確認
シャッターの耐久性と強度は、防犯効果に直結します。以下のポイントをチェックしましょう:
- 使用されている素材(アルミ、スチールなど)
- 耐風圧性能
- 耐衝撃性能
特に仙台市は台風の影響を受けることがあるため、耐風圧性能の高いシャッターを選ぶことをおすすめします。
デザインと外観への配慮
シャッターは家の外観に大きな影響を与えます。以下の点を考慮しましょう。
- 家の外観との調和
- カラーバリエーション
- スラットの形状や幅
仙台市の住宅街では、周囲の景観との調和も大切です。落ち着いた色合いや、すっきりとしたデザインのシャッターを選ぶことで、街並みの美しさを損なうことなく防犯対策ができます。
操作性と利便性の検討
日々の使用を考えると、操作性と利便性は重要なポイントです。
- 手動か電動か
- リモコン操作の有無
- スマートホーム連携の可能性
特に、高齢者や小さなお子様がいるご家庭では、操作が簡単な電動タイプを選ぶことをおすすめします。
予算と費用対効果の検討
最後に、予算と費用対効果を検討しましょう。
- 初期費用(シャッター本体、取り付け工事費)
- ランニングコスト(電気代、メンテナンス費用)
- 耐用年数
長期的な視点で考えると、初期費用が多少高くても、耐久性が高く、メンテナンスが少ないタイプを選ぶことが、結果的にコスト面でもメリットがある場合があります。
後付けシャッターの施工メリット
後付けシャッターを施工することで、様々なメリットが得られます。ここでは、主な施工メリットをご紹介します。
防犯効果の向上
後付けシャッターの最大のメリットは、やはり防犯効果の向上です。
- 物理的な障壁として機能
- 侵入者への心理的抑止力
- 防犯カメラなど他の防犯設備との相乗効果
仙台市では、一戸建て住宅を狙った空き巣被害が報告されています。シャッターを設置することで、こうした被害のリスクを大幅に減らすことができます。
省エネ効果
後付けシャッターには、意外にも省エネ効果があります。
- 夏場の日射しを遮り、室内温度の上昇を抑制
- 冬場の冷気の侵入を防ぎ、暖房効率を向上
- 二重窓の効果で断熱性能をアップ
仙台市の気候を考えると、この省エネ効果は非常に魅力的です。夏の暑さ対策、冬の寒さ対策として、エアコンの使用を抑えることができます。
プライバシーの保護
シャッターを閉めることで、外部からの視線を完全に遮ることができます。
- 室内の様子が外から見えない
- 在宅・不在が分かりにくくなる
- 夜間のライトの漏れを防ぐ
特に、道路に面した窓や1階の窓がある場合、このプライバシー保護の効果は大きいでしょう。
騒音対策
シャッターには防音効果もあります。
- 外部からの騒音を軽減
- 室内の音が外に漏れるのを防ぐ
仙台市の中心部や幹線道路沿いにお住まいの方には、特におすすめのメリットです。
災害対策
後付けシャッターは、自然災害対策としても有効です。
- 台風時の飛来物から窓を保護
- 地震時のガラスの飛散を防止
- 豪雨時の浸水を軽減
仙台市は過去に大きな地震や台風の被害を経験しています。シャッターの設置は、こうした自然災害への備えとしても有効です。
後付けシャッターの施工プロセス
後付けシャッターの施工は、専門の業者に依頼することをおすすめします。ここでは、一般的な施工プロセスをご紹介します。
事前調査と打ち合わせ
まず、専門スタッフが現地を訪問し、以下の点を確認します。
- 窓やドアの状態
- 取り付けスペースの確認
- 電源の有無(電動タイプの場合)
この段階で、お客様のご要望やご予算についても詳しくお伺いします。
設計と見積もり
調査結果をもとに、最適なシャッターの設計と見積もりを行います。
- シャッターの種類と仕様の決定
- 取り付け方法の検討
- 概算費用の算出
仙台市の気候や地域特性を考慮した提案をさせていただきます。
施工準備
施工日が決まったら、準備を進めます。
- 必要な部材の手配
- 施工スケジュールの確定
- 必要な許可の取得(マンションの場合など)
施工作業
実際の施工作業は、通常1日から2日程度で完了します。
- 既存の窓枠やドア枠の調整
- シャッターボックスの取り付け
- レールの設置
- シャッター本体の取り付け
- 電気工事(電動タイプの場合)
動作確認とお引き渡し
施工完了後、動作確認を行います。
- シャッターの開閉テスト
- 安全機能の確認
- お客様への操作説明
問題がなければ、お引き渡しとなります。
後付けシャッターのメンテナンス
シャッターを長く快適にお使いいただくためには、適切なメンテナンスが重要です。
日常のお手入れ
日々のちょっとした心がけで、シャッターの寿命を延ばすことができます。
- 定期的な清掃(ほこりや汚れの除去)
- レールの異物チェック
- 異音や異常な動きがないかの確認
定期点検
年に1〜2回程度、専門業者による定期点検をおすすめします。
- 各部の潤滑油の補充
- ネジや部品の緩みチェック
- 電動機の点検(電動タイプの場合)
トラブル時の対応
万が一、トラブルが発生した場合は、以下のように対応しましょう。
- 無理な操作は避ける
- 専門業者に連絡する
- 保証内容の確認
仙台市内には、シャッターの修理や点検を行う業者さんがいくつかありますので、事前に連絡先を確認しておくと安心です。
仙台市での後付けシャッター施工事例
仙台市では、多くのご家庭で後付けシャッターの施工が行われています。ここでは、いくつかの事例をご紹介します。
一戸建て住宅での施工例
仙台市郊外の一戸建て住宅での施工例です。
- 1階全窓にシャッターを設置
- 電動タイプを採用し、リモコン操作を実現
- 外壁の色に合わせたシャッターカラーを選択
施工後、「夜も安心して眠れるようになった」とご好評いただいています。
マンションでの施工例
仙台市中心部のマンションでの施工例です。
- ベランダに面した大きな窓にシャッターを設置
- 手動タイプを選択(管理組合の規約に配慮)
- 防音効果も高く評価
「道路からの騒音が大幅に軽減された」とのお声をいただいています。
店舗での施工例
仙台市内の商店街にある小売店での施工での施工例です。
- 店舗の正面入り口に大型シャッターを設置
- 防犯効果と同時に、夜間のディスプレイ保護も実現
- 耐風圧性能の高いタイプを選択
「台風時も安心して営業できるようになった」と、オーナー様からご満足いただいています。
これらの事例からわかるように、仙台市内では様々な建物タイプで後付けシャッターが活用されています。それぞれの建物の特性や、お客様のニーズに合わせて、最適なシャッターを選択することが大切です。
後付けシャッター設置の費用と補助金
後付けシャッターの設置を検討する際、気になるのが費用の問題です。ここでは、一般的な費用の目安と、利用可能な補助金についてご紹介します。
設置費用の目安
後付けシャッターの設置費用は、以下のような要因によって変動します。
- シャッターの種類(手動・電動)
- サイズと枚数
- 素材や機能
- 施工の難易度
一般的な目安として、以下のような価格帯が考えられます。
- 手動シャッター:1窓あたり10万円〜20万円程度
- 電動シャッター:1窓あたり15万円〜30万円程度
ただし、これはあくまで目安であり、実際の費用は現地調査後の見積もりで正確に算出されます。
補助金や助成金の活用
仙台市では、防犯対策を目的とした設備設置に対する補助金制度があります。
- 「仙台市安全安心街づくり推進事業補助金」
- 対象:仙台市内の住宅や事業所
- 補助額:対象経費の2分の1以内(上限10万円)
- 対象設備:防犯カメラ、センサーライトなど(シャッターも含まれる場合があります)
また、省エネ効果を謳った商品の場合、国や県の補助金制度が利用できる可能性もあります。
- 「省エネ住宅ポイント制度」
- 対象:一定の省エネ性能を満たす住宅の新築・リフォーム
- ポイント:工事内容に応じてポイントを付与(商品や追加工事と交換可能)
これらの補助金制度は年度によって内容が変更される場合がありますので、最新情報は仙台市役所や関連機関にお問い合わせください。
後付けシャッター設置のよくある質問
後付けシャッターの設置を検討される方からよくいただく質問をQ&A形式でまとめました。
Q1: 既存の窓に後付けシャッターを取り付けることは可能ですか?
A1: はい、可能です。後付けシャッターは、既存の窓やドアを活かしたまま取り付けることができます。ただし、窓の形状や周囲の状況によっては、一部改修が必要になる場合もあります。
Q2: シャッターの耐用年数はどのくらいですか?
A2: 適切なメンテナンスを行えば、一般的に15〜20年程度お使いいただけます。ただし、使用頻度や環境条件によって変わってきますので、定期的な点検をおすすめします。
Q3: 停電時でも電動シャッターは使えますか?
A3: 多くの電動シャッターには手動での開閉機能が付いています。停電時にはこの機能を使って開閉することができます。ただし、操作方法は事前に確認しておくことをおすすめします。
Q4: シャッターの色は選べますか?
A4: はい、多くのメーカーで複数の色から選択することができます。家の外観に合わせて選ぶことで、美観を損なうことなく設置できます。
Q5: マンションでも設置できますか?
A5: 基本的には設置可能ですが、管理組合の承認が必要な場合があります。また、ベランダなど共用部分に設置する場合は、特に注意が必要です。事前に管理組合や管理会社に相談することをおすすめします。
まとめ:後付けシャッターで安心・安全な住まいづくりを
後付けシャッターは、防犯効果を高めるだけでなく、省エネやプライバシー保護、災害対策など、多くのメリットがある設備です。仙台市にお住まいの皆さまにとっても、安心・安全な住まいづくりの強い味方となるでしょう。
選び方のポイントを押さえ、信頼できる業者さんに相談しながら、ご自宅に最適なシャッターを選んでいただければと思います。また、補助金制度なども上手に活用することで、より経済的に設置することができるかもしれません。
私たち株式会社 室内装飾おとこざわでは、お客様一人ひとりのニーズに合わせた後付けシャッターのご提案をさせていただいております。設置をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
安全で快適な住まいづくりは、私たちの暮らしの質を大きく向上させます。後付けシャッターの設置を通じて、皆さまの大切な住まいがより安心できる空間となることを心より願っております。