「襖(ふすま)が古くなってきたけど、張り替えって自分でできるものなのかな」「材料費はどれくらいかかるんだろう」。そんなふうに感じたことはありませんか?
襖張り替えはDIYでできる?まずは知っておきたい基本

結論からお伝えすると、襖張り替えは条件が揃えばDIYでも十分可能です。ただし、襖にはいくつか種類があり、種類によってDIY向き・不向きがあるんです。そうなんです、そこを知らずに挑戦してしまうと、思った以上に苦戦してしまうこともあります。
襖の構造と種類(本襖・戸襖・板襖)
襖は大きく分けて「本襖(ほんぶすま)」「戸襖(とぶすま)」「板襖(いたぶすま)」の3種類があります。
- 本襖:木の骨組みに格子状の下地を組んだ、昔ながらの伝統的な襖
- 戸襖:片面が襖紙、もう片面がクロス仕上げになっている襖(和室と洋室の間仕切りに多い)
- 板襖:ベニヤ板をベースにした比較的新しいタイプの襖
このうち、DIY初心者の方に扱いやすいのは板襖です。下地が平らなので、襖紙が貼りやすいという特徴があります。一方、本襖は格子の骨組みが透けやすく、シワなく仕上げるにはコツがいるんです。
DIYに向いている襖・向いていない襖
「うちの襖はDIYできるのかな」と迷われる方も多いのですが、目安としては以下のように考えるといいですね。
| 襖の状態 | DIY向き度 | 理由 |
|---|---|---|
| 板襖で下地が平ら | 向いている | 貼りやすく失敗しにくい |
| 本襖で骨組みがしっかりしている | やや向いている | コツは必要だが挑戦可能 |
| 骨組みが歪んでいる・破損している | 向いていない | 下地の補修が必要になる可能性がある |
| 縁(ふち)や引き手が壊れている | 向いていない | 部品交換が必要になる場合がある |
骨組みが歪んでいたり、湿気で襖自体が反ってしまっているケースでは、DIYでの張り替えだけでは根本的な解決にならないこともあります。無理をせず、まずは襖の状態をよく確認することが大切ですね。
襖張り替えDIYに必要な材料と道具
DIYに挑戦すると決めたら、次は材料と道具の準備です。ここを揃えておくと、作業がぐっとスムーズになりますよ(^^)
襖紙の種類と選び方
襖紙には大きく分けて「量産品(スリット入り)」「鳥の子紙」「織物調」などの種類があります。
- 量産品:価格が手頃で、裏面がシール状になっているタイプが多く、初心者でも扱いやすい
- 鳥の子紙:和紙の風合いがあり高級感がある一方、のり付けの技術が必要
- 織物調:耐久性が高く、モダンな部屋にも合わせやすい
初めて挑戦する方には、裏面がシールになっている「シールタイプ」の量産品がおすすめです。のりを使わない分、失敗のリスクを減らせると言われています。
揃えておきたい道具リスト
作業前に、以下の道具を揃えておくと安心です。
| 道具 | 用途 |
|---|---|
| カッターナイフ | 襖紙のカット |
| 定規(できれば1m以上) | まっすぐカットするため |
| カッターマット・下敷き | 床や襖を傷つけないため |
| なでバケまたはヘラ | 襖紙の空気を抜きながら貼るため |
| 霧吹き | 古い襖紙を剥がしやすくするため |
| 養生テープ | 周辺の汚れ防止 |
道具はホームセンターでも一通り揃いますし、襖紙とセットになったDIYキットが販売されていることもあります。仙台市内のホームセンターでも取り扱いがある店舗がありますので、事前に問い合わせてみるのもいいですね。
襖張り替えDIYの手順(貼り方)
ここからは実際の作業手順です。焦らず、順番通りに進めていきましょう。
準備〜古い襖紙を剥がす
まずは引き手を外し、襖を平らな場所に置きます。霧吹きで古い襖紙を軽く湿らせると、剥がしやすくなると言われています。端から少しずつ、ゆっくり剥がしていくのがポイントです。無理に一気に剥がそうとすると、下地の桟(さん)を傷めてしまうことがあるので、慎重に!
下地の掃除と養生
古い襖紙を剥がしたら、下地に残ったのりやほこりを丁寧に取り除きます。この工程を丁寧に行うかどうかで、仕上がりの美しさがかなり変わってくるんです。私自身、現場でお客様の襖を拝見していても、下地処理がしっかりしている襖ほど、新しい襖紙もきれいに仕上がっている印象がありますね。
襖紙を貼る〜仕上げ
新しい襖紙を襖のサイズに合わせてカットし、上から少しずつ空気を抜きながら貼っていきます。なでバケやヘラを使い、中心から外側に向かって空気を押し出すようにするのがコツです。最後に余分な部分をカッターでカットし、引き手を戻せば完成です。
襖張り替えDIYでよくある失敗と対策
実際にDIYに挑戦された方から、こんな声をいただくことがあります。「思ったよりシワができてしまった」「のりがはみ出てしまった」。よくある失敗とその対策を見ていきましょう。
シワ・たるみができてしまう
シワやたるみの主な原因は、空気の抜き方が不十分だったり、襖紙を貼るスピードが速すぎたりすることにあると言われています。一気に貼ろうとせず、少しずつ空気を抜きながら進めることが、シワを防ぐポイントです。
桟(さん)が透ける・のりがはみ出る
本襖の場合、下地の桟(さん)の模様が透けて見えてしまうことがあります。これは襖紙の厚みや重ね方が影響している場合が多いです。また、のりタイプの襖紙を使う際は、のりの量を均一にすることを意識すると、はみ出しを防ぎやすくなりますよ。
襖張り替えの費用相場(DIY vs プロ依頼)
「結局、DIYとプロ依頼、どちらがお得なんだろう」というのは、多くの方が気になるポイントだと思うんです。いかがでしょう、ここで一度整理してみましょう。
DIYにかかる材料費の目安
| 項目 | 費用目安(1枚あたり) |
|---|---|
| 量産品襖紙 | 1,000円〜3,000円程度 |
| 鳥の子紙・織物調 | 3,000円〜8,000円程度 |
| 道具一式(初回のみ) | 2,000円〜5,000円程度 |
※価格は相場価格を表示しています。当店の特別価格は、お見積りにてご確認ください。
プロに依頼した場合の費用相場
プロに依頼する場合、襖紙のグレードや枚数によって費用は変動しますが、1枚あたり4,000円〜15,000円程度が目安と言われています。骨組みの補修や縁の交換が必要な場合は、別途費用がかかる可能性があります。
DIYは材料費を抑えられる分、時間と手間がかかります。一方でプロに依頼すれば、仕上がりの美しさや耐久性、そして何より「自分の時間を使わなくて済む」という安心感がありますね。ご自宅の襖の状態や、かけられる時間、仕上がりへのこだわりに応じて選んでいただくのがいいと思うんです。
| 比較項目 | DIY | プロ依頼 |
|---|---|---|
| 費用 | 材料費のみで抑えられる | 材料費+施工費がかかる |
| 作業時間 | 1枚あたり1〜2時間程度 | 数十分程度で完了することが多い |
| 仕上がり | 経験によって差が出やすい | 均一で美しい仕上がりが期待できる |
| 下地補修 | 対応が難しい場合がある | 骨組みの補修まで対応可能 |
襖張り替えDIYを成功させるための3つのポイント
最後に、これから襖張り替えDIYに挑戦する方に向けて、失敗を減らすためのポイントを3つお伝えしますね。
①作業に適した季節・天候を選ぶ
湿度が高い時期は、のりの乾きが遅くなったり、襖紙が伸びやすくなったりすると言われています。晴れた日が続く、比較的乾燥した時期を選ぶと作業がしやすいですよ。
②焦らず1枚ずつ丁寧に進める
複数枚まとめて一気に仕上げようとすると、どうしても雑になりがちです。まずは1枚、時間をかけて丁寧に仕上げてみることをおすすめします。コツがつかめてくると、2枚目以降はスムーズに進められると思いますよ。
③無理だと感じたら早めにプロへ相談する
作業を始めてみて「思ったより難しい」「下地が傷んでいそうだ」と感じたら、無理に続けず、早めにプロへ相談するのも一つの選択です。中途半端な状態で放置してしまうと、かえって修復が大変になることもあります。
🏠 リフォーム・内装工事のご相談はお気軽に
宮城県・仙台市エリアの内装工事・リフォームに関するご質問やご相談は、株式会社 室内装飾おとこざわへお気軽にどうぞ。現地の状況をしっかり確認したうえで、お客様に合ったご提案をさせていただきます。
株式会社 室内装飾おとこざわ
〒986-0321 宮城県石巻市桃生町新田字東町32番地
TEL:0225-76-1221
👉 お問い合わせはこちら
よくある質問
襖張り替えは自分でできますか?
板襖など下地が平らな襖であれば、DIYでの張り替えも可能です。ただし骨組みが歪んでいる場合はプロへの相談をおすすめします。
襖張り替えDIYの材料費はいくらですか?
襖紙のグレードによって異なりますが、1枚あたり1,000円〜8,000円程度が目安です。道具代は別途必要になります。
襖張り替えにかかる時間はどれくらいですか?
初心者の場合、1枚あたり1〜2時間程度が目安と言われています。乾燥時間を含めるとさらに時間がかかることもあります。
シールタイプとのりタイプ、どちらが初心者向きですか?
のりを使わないシールタイプの襖紙は、初心者でも扱いやすいと言われています。空気が抜きやすく失敗のリスクを減らせます。
宮城県・仙台市で襖張り替えを依頼できますか?
株式会社室内装飾おとこざわでは、宮城県・仙台市エリアを中心に襖張り替えのご相談を承っております。お気軽にお問い合わせください。




